CREATE VIEW
CREATE VIEW文は、SelectQuery句で指定された表に対するビューを作成します。ビューを作成するために使用された元の表は、ディテール表と呼ばれます。結果表は、ビューと呼ばれます。
アクセス制御
TimesTenインスタンスでアクセス制御が有効な場合、この文にはDDL権限が必要です。
SQL構文
CREATE VIEW ViewName AS SelectQuery
パラメータ
CREATE VIEW文には、次のパラメータがあります。
ViewName | 新しいビューに割り当てる名前を指定します。 |
SelectQuery | ビューで使用される、ディテール表の列を選択します。ビューに対して索引を作成することも可能です。 |
VIEW問合せの制限
ビューの定義に使用される問合せには、いくつかの制限があります。
- ビュー定義のSELECT *問合せは、ビューの作成時に実行されます。ビューの作成後に追加された列は、ビューには反映されません。
- DISTINCT
- FIRST
- ORDER BY
- 引数
- 一時表
- SELECT構文のリストの各式には、一意の名前が必要です。列の別名が定義されていないかぎり、単純にその列の名前が使用されます。ROWIDは式とみなされるため、別名が必要です。
- SELECT FOR UPDATEまたはSELECT FOR INSERT文は、ビューでは使用できません。
- 特定のTimesTen問合せの制限は、非マテリアライズド・ビューの作成時にチェックされません。これらの制限に違反するビューを作成できることがありますが、後で実行された文でビューが参照されるときにエラーが返されます。
VIEWの制限
例5.72
表t1から(非マテリアライズド)ビューを作成します。
CREATE VIEW v1 AS SELECT * FROM t1;
例5.73
表t1の集計問合せから(非マテリアライズド)ビューを作成します。
CREATE VIEW v1 (max1) AS SELECT max(x1) FROM t1;
関連項目
CREATE MATERIALIZED VIEW
CREATE TABLE
DROP VIEW